日本ではまだ知られていないユニティキャンドル

日本ではまだ知られていない儀式のひとつ

欧米の結婚式では定番の演出のひとつ。

キャンドルを使ったとても神聖で幻想的な演出で、今では日本で定番となったキャンドルサービスも、そもそもこのユニティキャンドルがベースとなっているのだそうです。

 

どんな儀式??意味合いは??

ユニティキャンドルとは、両家から受け継いだキャンドルの火を、新郎新婦が新たな1つのキャンドルに灯す結婚式の儀式。

ユニティとは「ひとつになること」の意味があり、それぞれ別の人生を生きてきたふたりが、新しくひとつの家族になることを意味しています。

 

準備や進め方は?

ユニティキャンドルセレモニーの進行は、とてもシンプルです。

教会の祭壇に3本のキャンドルを立て、まず両家の親が両サイドのキャンドルに火を灯し、次に新郎新婦がそれを貰い火し、中央のキャンドルに点灯します。

火を灯す役割の親とは、通常は2人に命を預けた母親がする場合が多いですが、もちろん父親でもOK!!ですし、ふたりにお願いするのもGOOD!!

用意するものは、キャンドルとキャンドルホルダーだけ。

キャンドルは、細めのキャンドル(テーパーキャンドル)2本と、それより大きいキャンドル(ユニティキャンドル)1本。

テーパーキャンドルは両家の家庭、ユニティキャンドルはふたりが築いていく家庭を象徴するもので、キャンドルホルダーは3つのキャンドルを立てられればどんなものでも!!

 

 もう後には戻らないと言う決意

これは、する人としない人がいますが、両家の火をメインキャンドルに伝え、サイドキャンドルの火は新郎新婦がそれぞれ吹き消してメインキャンドルの火だけにします。

サイドキャンドルの火を新郎新婦が吹き消す行為は、もう後には戻らないという決意をも表しています。

 

新しい人生を歩む第一歩

教会式はもちろんですが、人前式の演出として取り入れるのもGOOD♪

そして、家族みんなで行うこともできるので、親族中心の少人数結婚式やファミリー婚にもおすすめです。

大掛かりな準備がいらないので、リゾート婚にも。例えばビーチでのウエディングなら貝殻のキャンドルホルダーを使うなど、そのリゾート地ならではのアイテムにからめてみると強く印象に残るのまちがいなしです。

みんなで協力しながら火を灯す儀式は、全員の大切な思い出になりますね♡