ふたりでひとつの砂

ふたりでひとつの砂

ふたりでひとつ。

ご結婚されるおふたりの永遠のテーマではないでしょうか。

そんな中、おふたりの結婚式での演出で、ゲストの皆様と「絆」を深めるステキな方法を今回は教えていこうかと思っています。この前のコラムでは、『リングリレー』をご紹介致しましたが、今回は『サンドセレモニー』をご紹介致します。

 

まずは、サンドセレモニーって?

新郎新婦がそれぞれ選んだカラーの砂を、ひとつの入れ物に注ぎ込む挙式演出のこと。

砂の色から作り出す模様が、世界にひとつしかないオリジナルアートへと完成させていきます。

砂は一度混ぜるともう分けることができないことから、「これからふたりはひとつの家族として生きていく」ということを意味するようです。

この儀式はもともとネイティヴアメリカンからの文化が由来で、海外のウエディングではしばしば行われています。

 

見た目にも楽しく・美しく

一度できたらもう二度と同じ模様にはならない、特別な瞬間のオリジナルアート。

とってもロマンティックで、新しい人生への旅立ちのシンボルになること間違いなしです。

 

用意するもの

必要なものは砂と入れ物だけ

→カラフルな砂2色

入れ物→グラス、カラフェ、ボトルなどの瓶3本

カラフルな砂、入れ物も、100円均一や、画材屋さんで手に入れることができます。

砂の色、入れ物に決まりはないので、好きな色、ラッキーカラーで揃えるのも楽しみのひとつになりそうですね。ただ、砂の2色はセレモニーで混ざるので、綺麗な色合いになる2色を選ぶことをおすすめします。

さらに愛が深まるポイント!!お互いの出身地から持ってきた砂を合わせると、離れた場所で育ったふたりが、ひとつの家族として暮らしていくというステキな意味合いも♪

 

当日はどんな風に進めれば良い?

一般的に行われるのが、挙式で誓いの言葉を交わした後で行われます。

砂を注ぎ込む入れもの(ボトル)をふたりの間に置き、砂を入れた容器をそれぞれ手に取り、ボトルの中に一緒に砂を注ぎ込んでいきます。手に持つ容器の傾け方、容器によって砂が入る勢いが変わりますが、意識しないで自然にした方がステキなアートになるかと♪最後まで注ぎ込んだら、蓋をして完成になります。

ふたりだけがするものではなく、両家の両親やゲストの方にも一緒に楽しめ、一生の思い出になるはずです。

 

相性が良い結婚式は?

厳粛なスタイルに縛られない比較的自由形のリゾート婚や、海外挙式と相性が良いです。真面目な形で挙げる結婚式、教会で挙げる挙式、神前式に関しては、サンドセレモニーの雰囲気と合わないかもしれませんが、挙式で行うという形式にとらわれずに、披露宴でサンドセレモニーをするという方法もあります。

ビーチで結婚式を挙げるのであれば、ビーチをバックにするとさらに素敵!!記念に残る写真に仕上がるでしょう。

また、結婚式のテーマを夏や屋外でするアウトドアウエディングなども相性が抜群です。

夏に近いイメージ、青いテーマカラーなど、砂との相性が良いテーマの結婚式ならば、サンドセレモニーを取り入れる選択肢も生まれてくるでしょう。

 

いかがでしたか?

サンドセレモニーは、準備も簡単にでき、ずっと記念に残せるものなので、挙式演出としてやってみたくなりますよね♡

綺麗な砂と一緒に、結婚式という素敵な思い出も注ぎ入れましょう♡