指輪の金属アレルギー

連休の三日間、皆様はどうお過ごしですか?
暑かったり寒かったり、お洋服選びが大変でしたね。
今日は多くの方が気にされる、金属アレルギーについて、お話しさせていただきます。
そもそも金属アレルギーとは、
金属が肌に触れたことで反応するのではなく、
汗などで微量な金属が溶け出して金属イオンが作られ、
その金属イオンが皮膚を通して体内に入ることで、
アレルギー反応が起こります。
地球上に多く種類のある金属の中でも、
・純プラチナ
・純ゴールド
は、溶け出しにくい(イオン化しにくい)と言われています。
しかし、少し力を加えるだけで変形してしまうのも、
この純プラチナ・純ゴールドの特徴。
そのため、実際に結婚指輪などに使われるプラチナは
90~95%が純粋なプラチナで
残りの10~15%は
パラジウムと呼ばれる硬い金属が入っているので、
それぞれPt900・Pt950という表記になっています。
ゴールドの場合は75%が純粋なゴールドで、
残りの25%に銀と銅が7.5%入っている物をK18と呼んでいます。
(ちなみにこの銀と銅の比率が4:6/5:5/6:4・・・と変化することで、
色味がピンクゴールドやイエローゴールドなどに変化します)
この数パーセントの違いだけで、硬さが変わるのも驚きですよね。
完全に傷がつかない!とは言えませんが、
つけたまま生活をしていても、曲がったり深い傷がつきにくくなるため、
販売をされているアイテムのほとんどが、このPt900/950/K18です。
Pt900/950に含まれているパラジウムと、ゴールドに含まれている銅は
金属アレルギーを起こしやすい金属と言われているので、
もしどうしても心配だという方は
結婚指輪をご検討される前に、お近くの皮膚科へ行って
どの金属(イオン)に対するアレルギーなのか
先に調べてみることも、一つの手だと思います。
なお、CRAFYでは、通常はPt900でご用意しているプラチナの指輪を、
より純度の高いPt950へ変更することも可能でございますし、
金属アレルギー歴のある方は、
どういった金属でアレルギーが出たことがあるのか
ご相談いただくことで、お客様により合った金属を
ご案内させていただくことも可能です。
一生物の大切なお買い物だからこそ、
きちんと考えて、ずっとつけていられる指輪を
お求めになってくださいね。
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